「AUTOWARP」FAQ

「AUTOWARP」FAQ

AUTOWARPの「FAQ」です。お客様からよく質問されたものをまとめております。

AUTOWARPの機能について

1 NTT東日本・西日本のボイスワープ(&INSボイスワープ)におけるサービスの設定変更を、タイマー予約で行ないたい。
AUTOWARPは、まさにこの機能(スケジュール予約転送)を実現するための製品です。もちろんまとめての即時転送機能も標準で付いています。
2 設定できる切替スケジュール・カレンダーは、曜日毎に時間指定、及び、特定の日付毎に時間指定は可能ですか?
はい、月単位/週単位/日単位の柔軟なスケジュール予約転送処理が可能です。
3 AUTOWARPの画面イメージや詳細機能等を事前に確認できますか?
はい、このページ最下段の担当部署にお問合せ(メール)頂ければ、画面イメージと詳細機能一覧等をお送り致します。
4 カスタマイズが可能とありますが、御社の当該製品がこちらの希望要件を満たせない場合、カスタマイズ費用と掛かる期間を教えてください。
仕様変更や追加ご依頼時の作業工数によるため一概には言えませんので、
まずは当社へお気軽にお問合せください。
5 全国のボイスワープセンターの番号を利用することを想定してますが(様々な災害による非常時に備えるため)、架電先の電話番号は、簡単に変えられますか?
はい、各地のボイスワープ(アクセスポイント)電話番号を簡単に変更できるようになっています。
6 DBの内容(各マスタの内容)の一覧出力・CSV出力・バックアップ・等々に関する機能はありますか?
基本的には「一括CSVインポート・一括CSVエクスポート」機能を使い、データを管理します。このように、DBのバックアップなどはお客様側(の責任)で簡単に行えます。
7 転送処理している様子は、リアルタイムで見れますか?
はい、ソフトの設定次第でリアルタイムでご覧になれます。複数回線にも対応しています。電話しているところから接続を切るところまで、その様子をモニタリングウィンドウで確認できます。※このモニタリングウィンドウを非表示するのも可能です。
8 転送履歴には、電話した先の番号は残りますか?
正常処理時、異常処理時とも電話番号などを履歴表示します。
9 転送イベントのメール通知機能(オプション)とありますが、詳細を教えてください。
万一の転送処理エラーイベント発生時は、AUTOWARPサーバ上のスピーカーからもアラーム鳴動でお知らせしますが、管理者の携帯電話へもエラー内容をメールにて通知できます。また転送元と転送先にも転送処理内容をメール通知可能です。
10 転送設定する電話番号は、ボイスワープサービス用の暗証番号がそれぞれ異なるわけですが、それはどこで設定するのでしょうか? また、設定や修正・変更は簡単ですか?
電話番号関連の情報は、「電話番号管理マスタ」に入力します。ボイスワープサービス用の暗証番号もここへ入れます。操作は非常に簡単です。
※「電話番号管理マスタ」を操作できる「権限」も、操作者毎に制御できます。
11 暗証番号(ボイスワープサービスのパスワード)を間違えて、ロックしてしまった場合(リモート設定にて3回続けて暗証番号を間違えるとロックしてしまうわけですが)、そういった時の対処方法について教えてください。
AUTOWARPでは同じ処理をリトライせざるを得ない場合、最大2回までと制限しています。2回目も転送処理を失敗した場合はアラームを鳴動させますので、その場合は、ボイスワープアクセスポイントへ契約回線から直接電話をし、暗証番号を再設定してください。(契約回線以外からのリモート作業はできません)。ですので、暗証番号の設定(電話番号管理マスタでの設定)はお間違いの無いよう、十分ご注意ください。

AUTOWARPの利用回線について

21 AUTOWARP用の回線を用意したいが、この回線はINS64である必要がありますか?
ISDN回線(INS64/INS1500)と「INSボイスワープサービス」をご契約頂く必要があります。
22 交換機を経由しての0(ゼロ)発信には対応していますか?
標準機能としては付けておりません。メーカー毎の交換機信号に差があるため、お客様環境での検証や納入までに時間かかる場合があります。別途お問合せください。
23 本システム(AUTOWARP)は、場所・地域を変えてでも使えますか。
はい、使えます。地震や停電等で本システム(サーバ)が設置されているビル内の都合が悪くなった場合は、事前に移動先でのテストは必要ですが、INS回線が用意されている他の場所/地域へ移動して使うのも可能です。
24 転送対象回線として、NTT東日本・西日本さん以外の回線にも対応していますか。
NTTコム(ひかりライン:旧Arcstar Direct)、SoftBank(おとくライン・多機能転送サービス)、KDDI(光ダイレクト・着信転送サービス)、ひかり電話等にも対応可能です。(オプション)

回線切替(電話転送)方法と時間について

31 AUTOWARPは、ボイスワープのリモートコントロール機能を使った自動化システムですか?
はい。リモートコントロールを主に使用しております。
32 転送対象の電話番号数は、お客様の登録実績で最大何個くらいでしたか。
はい、転送対象の電話番号を、約5,000回線も問題なく使っているお客様もいらっしゃいます。基本的に、転送元の電話番号(回線数)は無制限に登録/転送できます。
33 複数拠点(約50箇所)のボイスワープ処理(転送開始・終了)をセンターから一括で(グルーピングもして)制御したいのですが可能ですか?
はい、制御できます。 その処理を簡便に行うためのシステムです。
34 AUTOWARPは、回線の切り替え(転送処理)にかかる所要時間が何秒程度ですか?
INS64の1回線(2Ch)のみご利用頂く場合は「30秒間で約2件の転送」ができますが、回線切替装置は最大6台まで増設できますので、その際は「30秒間で約25件の転送」ができます。

回線切替装置について

41 AUTOWARPの基本構成だと回線切替装置に最多で何回線まで接続できますか。
そして、回線数が増えても回線切替装置は1台のままで良いですか。
標準構成の場合、INS64の1回線(2Ch)、又は2回線(4Ch)を接続できます。回線数を増やせば 2回線(4Ch)毎に回線切替装置も1台ずつ(最大6台まで)増設可能です。
この場合のAUTOWARPソフトをインストールしたPCサーバは1台のままでOKです。
※回線切替装置の詳細については、別途お問合せください。
AUTOWARP システム構造(アーキテクチャ)
42 自社でAUTOWARPをPCサーバにインストールする上で、特に考慮すべき事はありますか?
回線切替装置の設定が大変複雑であるため、また地方のお客様の場合等は、弊社へPCサーバを事前に送って頂き、弊社内で回線切替装置の設定やAUTOWARPのインストール、及びテストまでを行なったうえお客様へ送り返すサービスも行っております。御社への出張によるインストールサービスも行っております。(※有料)

AUTOWARPの信頼性について

51 AUTOWARPの自動転送処理成功率はどのくらいですか。
また正常に転送先が切り替わったかを確認するための機能はありますか?
AUTOWARPの転送処理成功率は約99.9%です。特段のイレギュラーな環境でなければ問題なく成功します。 AUTOWARPは、ボイスワープ(アクセスポイント)からの音声を正確に認識したうえ次に行う処理を判断していく仕組みになっています。転送履歴リストも表示できます。
52 転送実行途中で何らかの理由により転送処理が失敗した場合は、アラーム等で周りに気付かせるような仕組みはありますか。
勿論、万一の異常処理発生時にはアラームを(誰かが止めない限り)鳴動し続けます。失敗原因(例えば電話番号や暗証番号の入力ミス等)も分かるようになっているし、対策を打ってから直ぐに再実行操作できるようにもなっています。
53 このソフトウェアの安定稼動は、実績上特に問題ありませんか?
PCの定期リブートせずとも、ロングランは問題ないでしょうか?
ハードウェア、OS等に問題さえなければ、ロングランは可能です。
2002年導入以来、現在まで問題なく使っているお客様もいらっしゃいます。
54 システムの販売ですよね? サービスのみの販売ではないですよね?
はい、システム(一式)の販売ですが、年間維持保守のためのサービス契約も必要です。
55 長期間のサポート(例えば数年程度)は可能でしょうか?
基本的にはお客様と当社間で(導入初年度から毎年)維持保守サービス契約を結ぶ必要があります。納品物の故障・不具合発生時は、機器修理・部品交換・ソフトウェアの入替えなどを年間保守費内で対応させて頂きます。

導入時の注意点について

61 運用する上で、特に考慮すべきことはありますか?
最初の電話番号や暗証番号を登録する際に、間違いなく設定することです。
それ以外は特にございません。

※これからも、お客様から良く寄せられる質問事項と当社からのお答えを、順次追記してまいります。