社長ブログ

社訓について

2018年8月30日

社訓について

当社、ワイドテックは西暦2000年の創業で、今年2018年で18周年、2年後の2020年には20周年を迎えることになります。
「和合と団結」「技術大革新」「新未来開拓」という当社の社訓は、18年前の創業当時、私が作ったものです。それぞれに込めた思いを、ここで披露しておきたいと思います。


まずは、「和合と団結」ですが、全てのベースを支えていく大事なものであります。いくら売れる製品を持っていても、その組織や人間関係が安定していなければ、その会社は長く続かないでしょう。社長室のドアの内側には、以前から「笑顔で率先疎通」と書かれた貼り紙があります。私自らがオープンマインドで積極的に社員たちに寄り添っていきたいという気持ちを保ち続けたいからです。 私は国が提唱する「働き方改革」に大賛成です。出産を経て復帰したママさん社員も、何人かいます。立派な方々です。また、退職した社員からも何人かが戻ってきています。当社の考え方に間違いはなかったのではと、ほっとしています。これからも有意義に働ける環境を、もっともっと整えて行きたいと思います。

次は、「技術大革新」ですが、まずは昨年12月頃、当社では初めて「急コール(緊急時のメール連絡を電話で確実に伝え、回答を迅速に入手する通信サービス)」という、社内独自開発の成果が特許を取得しました。ご存知のように、ITは凄まじく技術進歩が速いです。先進技術なくしては会社も成長できませんし、社員のモチベーションも高まりません。当然ながら、当社も技術で成り立つ企業を目指しています。とにかく最先端の技術を社内に浸透させ、社員の技術力を上げて行きたい、その一念のみです。

そして、「新未来開拓」ですが、当社は従来、ソフトウェア・メーカーになるという方針のもと、自社研究開発に拘ってきました。それは私の製品企画力にも自信があったからでした。しかし、会社の規模が大きくなるにつれ、私の社内での業務も増えた結果、直にお客様と会う機会は減ってしまい、良いアイデアもあまり出なくなってしまいました。 このままでは新未来の開拓どころか、明日・来月・来年の成長イメージすら見えなくなってしまう…と悩んでいたところ、ある日、社員の業務分布を確認していて、およそ7割がサーバーやネットワーク、セキュリティなど、インフラ系のエンジニアであることに気づいたのです。この貴重なリソースを未来に生かせないものかと考え、導き出した方向性が、社内研究開発型の「グローバルIT商社」への変身です。

今では、国内で必要とされている海外製品の導入プロジェクトが楽しくなってきました。社員たちも今の仕事が楽しく、また会社の将来が明るくなったと喜んでいます。社員のモチベーションアップと技術力の向上が果たせれば、将来(新未来)は当然怖くないと思います。市場開拓もしやすくなると確信しています。前進あるのみです!