社長ブログ

ボールペン習字にチャレンジ(結果)

2018年1月8日

2018元旦ハガキ

明けましておめでとうございます。
ワイドテックのホームページをご覧いただいているすべての皆様に、この場をお借りして、2018年新春のご挨拶を申し上げます。

昨年7月14日の本ブログ「ボールペン習字にチャレンジ」で予告させて頂きました通り、去る9月初め頃から、美しい文字が書けるようになる練習用ノートを秋葉原のヨドバシカメラで何冊も買う等、本格的なボールペン習字にチャレンジをし始めました。

日頃の業務の合間を縫いながら字の練習に臨んではいましたが、その直後に大型のSI案件が本格化する等、年末まで多忙を極めてしまった関係もあり、当初の意気込みほど十分な練習はできなかったと思います。

字も昨年と比べてそれほど上達したとは言えませんが、それでも多少は進歩したような気はしています。大変楽しく、有意義な経験となりました。

2018元旦ハガキ そして、いよいよ練習の成果を披露しようと、12月の中旬頃から気合を入れて年賀状にお一言を書き始めました。このために、今回の年賀状を昨年11月頃に印刷する際、社内のデザイナーにお願いをして、絵柄や新年のメッセージと住所・社名との間に、個別のお一言を書くためのスペースをわざわざ確保もしてもらっていました。

最初は、ひたすら必死に字を綺麗に書くことしか考えていませんでした。ところが、自筆で何枚かの年賀状の隅に書いているうちに、果たしてこれで相手に私の思いがきちんと伝わるのだろうか? と、ふと我に返ってしまいました。

さすがに気合だけでは心が込もっていないと思い、最初の10数枚はそのまま捨ててしまったのです。その後、当社の全社員やお客様との出来事を思い出しながら、1枚1枚に心を込め、私の気持ちが伝わるよう、丁寧に丁寧に書き添えはじめました。150枚程度は書いたでしょうか。

年賀状にお礼や激励の一言を書き添えながら気付いたのは、字の綺麗さも大切ながら、相手に私の気持ちがきちんと伝わるのかどうかが、何よりも大切だということです。

社員には、もっと直接対話を図って会社の方針や現状を伝えたり、忌憚なく意見交換したりしながら、コミュニケーションを充実させて行こう。また、お客様には、自社製品の良さばかりを説明するのではなく、お客様の課題や困りごとに先ずは耳を傾け、その上でもっと的確な提案をしよう・・。そのように自覚し、心掛けて行きたいと改めて考えるに至りました。年賀状を書きながら、いろいろと反省点が思い浮かんできたのです。
更には、今回のボールペン習字へのチャレンジ、そして年賀状の手書きを通じて、私にとってはさまざまな教訓が得られ、昨年の1年間、そしてこれまでのワイドテックと自分の歩みを見つめ直す、大変良い機会にもなりました。

そして年が明け、社員からも、お客様からも、私からの年賀状に対するお返事を頂きました。1枚1枚に目を通しながら、さすがに嬉しさがこみ上げてきました。ありがとうございます。

このデジタル時代に、しかも私はITの仕事に携わる人間なのに、今時アナログツールのハガキかよ、と言われてしまいそうですが、年賀状を頂いて嫌な顔をする人は誰一人いないでしょう。やはり三が日中に年賀状を待つ気持ち、期待感には格別なものがありますし、もらうと温かい気持ちになりますよね。ハガキには計り知れない魅力があります。

今日、私はハガキ100枚を新たに購入しました。年賀状のみならず、今後はお客様や社員、友人達とのコミュニケーションにも、思い立ったら気軽にハガキを活用して行きたいと思っています。

更にさらに、私は綺麗な字を書こうとすること自体がストレス発散にもなることに気づきました。まだまだ自分の字には自信ありませんが、そもそも私は字を書くのが苦でもなく、むしろ字を書くのが好きな方だったということです。

今回のボールペン習字へのチャレンジは、比較的簡単な横書きの楷書の練習から始めましたが、これで終わりではなく、これからも引き続き、隷書・行書・草書(横書きや縦書き)へとバラエティを拡げながら、チャレンジを続けてまいりたいと思います。

今後とも、さらに綺麗な字を目指して、もっともっと練習に励んでいきます!
ありがとう! ボールペン習字!!